ブラジル産プロポリスの秘密

世界中で注目を集めているプロポリス。
強い抗菌作用を持っており、抗ウィルスにも効果を発揮してくれる可能性が見つかっています。
この効果・効能が見つかったのは最近の話ではなく、養蜂が盛んな国では昔から知られていた事実です。
現在では、西洋医学で開発された抗生物質に、その役割を取って代わられましたが、抗生物質が世界に流通するまでの長い期間その代わりとして活用され、病気の治療などに利用されていました。
現在でも、抗生物質が効かない病原菌やウィルスに対抗できるかも知れないと、研究が続けられています。

そんなプロポリスですが、特にブラジル産の物が最高級品といわれています。
何か特別な理由があるのでしょうか?
今回は、ブラジル産のプロポリスについて、皆さんにご紹介させていただきます。

ブラジル産プロポリスは何がすごい?

今、世界で一番採取量が最も多いのはブラジル。
その理由は、プロポリス採取に適した「アフリカナイズドミツバチ」と呼ばれる蜂が生息しているからです。
アフリカナイズドミツバチは、プロポリス採取能力がずば抜けて高いという特徴を持っています。

この蜂はもともと世の中に存在していなかった蜂、つまり新種です。
ブラジルでは、「ハチミツを採取する能力の高い蜂」を健康食品や医学品や、建築工学の研究などのために飼育していました。
それが「アフリカミツバチ」です。
ブラジルの研究者達は、アフリカからブラジルへ「アフリカミツバチ」を輸入し、日夜研究に勤しんでいました。
そのうちの何匹かが外に逃げ出してしまい、ブラジルに生息していた「セイヨウミツバチ」と交配し、新種として「アフリカナイズドミツバチ」が誕生したのです。

アフリカナイズドミツバチは、他の蜂に比べて防衛本能が極めて高く、自らの巣を守るため、プロポリスを早く大量に作り出す性質を持っています。
特に、ブラジルのアマゾン周辺に生息するアフリカナイズドミツバチは、プロポリスを大量生産する特性が強い傾向にあります。
研究者によると、その理由は、アマゾン周辺には多くの有害菌が生息しているため、病気にならないようにプロポリスを大量生産するのだと考えられています。

このような現象はブラジルにしかないため、ブラジル産のプロポリスは世界中で最高級品といわれています。
そんなブラジル産プロポリスの中でも最高級なのが、ミナスジェライス州産のアレクリンという植物から採取した「グリーン・プロポリス」といわれています。

実は、その「グリーン・プロポリス」、発見したのは日本の養蜂家です。
寺尾貞亮という人物によって、1988年に発見されています。
21才で日本から地球の裏側のブラジルに移住し、養蜂家として生計を立てていた寺尾貞亮は、プロポリスが健康に効果があることを自分自身の体で実感していたそうです。
その研究の結果が、日本に伝えられ、最高のプロポリスとして紹介されています。

新種と環境が生み出した最高のプロポリス

偶然の交配によって産まれた新種のアフリカナイズドミツバチ。
新種誕生だけではなく、赤道直下の高温多湿な環境によって、プロポリスを大量に作らなければ生きていけない状況が、最高のプロポリスを生み出したということですね。
アレクリンとは、ブラジルでも有名な薬効成分を含んだ植物です。
アフリカナイズドミツバチは、過酷な環境の中で、どの植物からプロポリスを作るのが効果的なのかを学習したのかもしれません。

【参考】
ブラジル産プロポリス:http://www.progeniq.com/sextusyuryou.html